炭火焙煎の世界        
     
炭・・備長炭 炭に関しましては、近くの野菜市場で販売されています
樫の炭を使用しています。
いわゆる備長炭に属する優れた品質の炭です。
優れた炭焼きの職人さんによって作られている様です
堅い炭で、臭気は殆どありません。
火持ちは抜群です。
爆跳は有りませんし、今まで使用したどの備長炭より
使用効率は優れています。

この炭を使用する事により、焙煎の煎りムラなどの
問題は、殆どありません。
ガスの炎 焙煎機のガスは、プロパンガスを使用しています。
炭焼きの燃焼と違う点ですが、ガスが燃焼すると
ガスに含まれています水素(H) と酸素(O)が
反応して廃ガスとして水蒸気が発生します。
更に、危険防止のため臭気を入れ込んでいます。
これらの点が、ガス焙煎に僅かの影響を
及ぼしていますが、燃焼温度等をコントロール出来る
精密機械並みの焙煎機の構造は、マイナス点を
カバーしてお釣りが来る位優れています。
炭の炎 備長炭の優れた効力は、遠赤外線の効果です。
いわゆる、暖かい、体に良い光線とでも言いましょうか
焼き鳥などでは、うまみ成分(グルタミン酸)を作る
働きをします。
肉をひきしめ、うまみ成分を逃がさず中まで火を
よく通すので、コーヒー豆はカラット、風味良く
焼き上げます。水分をカットするので、さらに
爽快さが増します。
ただ難点は、火力の調節がなかなか難しく
火が通り過ぎて、こげ臭みがつきやすい点です。
炭火焼の手作り窯 炭火焼きの手作り窯です。
単純にブロックを重ねて、密封性を作り
火の熱効率を出来るだけ高めました。
どなたでも簡単に作れます。
炭火焼の豆と手作りロースター 手作りの炭焼き機です。
と言ってもたいしたものでは有りません。
鉄の棒の先に、ボール状の金網を備え付けて
その中に生豆を入れて、手動でローリングしながら
焙煎します。
炭火焙煎中 この状態でローリングさせます。
炭火焙煎中 豆を焙煎している状態です。
炭火焙煎中・・豆の変化 豆の色が変わって来てる状態です。
炭火焙煎中・・豆の変化(煎り上がり) 煎り上がった豆です。
一旦野外に持っていき、煙を飛ばします。
いぶり臭さを出来るだけ排除するためです。
炭火焙煎冷却 最後に焙煎機の冷却機の中に入れて冷まします。
この炭火で焙煎したコーヒー豆は、商品の優南風コーヒーに入れます。
3段階の濃さのコーヒーを混ぜたブレンドですが、さらに炭火焼した
豆を加える事で、炭火焼の良さを持ったコーヒー豆と、ガス焼した
バランスのとれた豆をバームクーヘンの様に混ぜ合わせる事により
すごくアロマのあるうまいコーヒーが出来ました。

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